著作物とは、その人の思想や感情が創作的に表現されたものをいい、言語の著作物(論文・小説・脚本・詩歌・俳句・講演など)のほか、芸術作品・写真・映画などがあります。著作権とは、上記のような作品を創作した著作者が利益を受ける権利のことで、著作物の複製・上演・演奏・放送・口述・上映・翻訳などを含みます。
例えば、みなさんが書いたレポートやイラスト、撮影した写真、プログラムやゲーム作品、ブログやSNSの投稿も、創作した時点で著作権が発生し、法的保護の対象となります。
本学図書館では、各フロアにセルフサービスのコピー機(コイン・カード両方式)を設置しています。コピーを行う前に備え付けの「文献複写申込書」に必要事項を記入してください。コピーできるのは、図書館の所蔵資料のみで、講義でとったノートやメモなど私物はコピーできません。
図書館は、利用者がコピー機を利用するにあたって、適正に著作権を遵守して行っているかを管理
する必要があるからです。
ネット上に公開されている記事や画像、図表などもすべて「著作権法」で権利が保護されているため、その利用にあたって注意が必要です。簡単に個人が情報発信できるようになった近年では、軽率な利用が深刻な問題に発展するケースや、大学生本人が権利侵害の被害者・加害者となるケースも起こっています。最低限知っておくべきルール(法律知識)や情報リテラシーを身につけましょう。
「引用」とは、根拠や参考文献として、他人の作品の一部分を借りることです。引用することで自説を補強することや論拠を示すことができ、レポート内容に説得力が増してきます。授業の課題や試験として、レポートなどを提出する場合は、必ず「引用」のルール・マナーを守りましょう。
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